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sonyの超短焦点プロジェクターLSPX-P1のレビュー。音声の調整がもっと簡単だったらなぁ。

ソニーが販売して一時は人気で品薄だったLSPX-P1を購入してみました。
仕事用に使おうかなぁと思ったのですが、家族が気に入ってしまい、そのまま自宅で使用することになりそうです。

 

こちらですね。写真の右側の機器がプロジェクター本体で、左側の小さな箱はHDMI接続することでビデオやゲーム機などとつないでプロジェクターに投影することができます。

超短焦点ということで壁際において利用できます。私の家のような小さなマンションでは大きなプロジェクターを物理的に設置できないケースもあるかと思いますが、こちらなら十分に可能です。

使ってみてのよかった点と悪かった点をまとめたいと思います。

まずは良かった点から。

 

コンパクトなサイズは素晴らしい

コンセプトは本当に素晴らしいと思います。これだけ小さくて、単焦点で使えるプロジェクターは数少ないと思います。持ち運びが容易なので、昼はリビング、夜は寝室といった使い方ができます。

HDMI機器にLSPX-P1のワイヤレスユニットを接続していれば部屋を離れていても使えます。
たとえば、リビングのレコーダーと接続しておけば、別の部屋でそのレコーダーに保存している映画やビデオを見ることだってできます。

AppleTVなどとつないでおけば、iPhoneのAirPlayミラーリングを利用してAmazonプライムビデオを見るといった使い方もできますね。

 

100ルーメンは部屋を閉め切れば問題ない

100ルーメンということで光量不足を心配される方も多いかと思います。確かに昼間のリビングで使うのはかなり厳しいです。少なくともカーテンで仕切っておかないと無理でしょう。

逆に、カーテンなどで光をさえぎっておけば問題なく利用できます。

 

操作性とレスポンスは少しもっさり

スマホアプリを入れてスマホで各種操作をします。本体は電源のオンオフのみしかできません。

なので、スマホとLSPX-P1を接続しておく必要があるのですが、同一のネットワークにいる必要があります。スマホ操作とLSPX-P1の反応はクイックではなく、二呼吸おくくらいの少しもっさりとしたところがあります。

音量調整などもハードボタンではなく、スマホでするのですが、AirPlayなどを使っていると切り替え時にプロジェクターの画面も変わってしまうので、音量調整とかはハードボタンがあってくれるとよかったなぁと思います。

 

音声出力は本体から

これはメリットでもありますが、LSPX-P1は本体にスピーカーがついているので音声出力機器を用意する必要はありません。

一方で音声を別のスピーカーから出力したい場合はちょっと工夫が必要です。

LSPX-P1から出力することはできないので、レコーダーやAppleTV、ゲーム機で接続しているワイヤレスユニットにはHDMIで映像のみを送って、別途スピーカーに対して光ケーブルで音声のみを送るといった形にすればLSPX-P1は映像だけ、スピーカーに音声を分けることが可能です。

ただ、ここまでするとポータブル性というメリットがやや失われてしまいますね。

 

全体的には満足

正直自宅は狭いのでプロジェクターで映画というのはあきらめていましたが、このサイズ感で大丈夫なら十分満足できます。我が家では子供たちが映画館みたいという事で大変喜んでいます。

今は壁紙にそのまま投影していますが、下の紙製のスクリーンなら手軽に設置できそうなので購入を迷っています。